お問い合わせは気軽にお電話ください!

Tel.072-737-8135

〈営業時間〉9:30〜18:00〈年中無休〉不定休

未分類

【社長ブログ】車両接触 自損自弁

自分ごとでありますが,中央環状線(中国道吹田IC出口付近)で軽い車両接触がありました。

 

左側車線から右側車線に車線変更しようとしたところ,強面のトラックの運転手が車間を詰めて来られ積載車のあおり右側部分と相手のドアミラーに接触した事案。

 

 

まず冷静に車から降りて相手の車を全体的に撮影。

 

交通事故対応においてはとても重要なことで相手は大声で怒鳴って来ているが,こちらは無視した状態で冷静に110番通報です。

 

警察が到着するまでにこちらも会社の電話番号を伝えて相手の連絡先を聞いて初期対応は終わりと言った感じです。

 

 

相手のドアミラーアーム下部の白い削れ痕が損害です。

 

文句を言われながらも冷静に写真をパチパチと撮影致しました。

 

 

警察の実況見分調書から読み取るに上の指で差している部分と接触した模様でした。

 

因みに実況見分調書も民事では裁判所が介入しないと展開されませんが,メジャーを当てて作成していた調書を横目で見ていたので間違いないです。

 

そして相手ミラー鏡面上部にも接触跡があります。

 

 

明らかにコンパウンドなどを使えば取れるレベルです。

 

この部分は積載車あおり部と接触したものというのも実況見分調書作成から確認いたしました。

 

 

さて,ここまで淡々粛々と事故処理を終えましたが,この後が肝心です。

 

当社の加入保険会社は三井住友海上です。

 

相手の保険会社もどうやら三井住友海上の様でした。

 

私は自分の担当からの電話だと思ってかかってきた担当と話していたら相手方担当者とのこと。

 

突然に8(当方過失):2(相手過失)を提示してきました。

 

事実とは異なる報告もあり,やれやれと思いながら撮影した写真などを担当センターにメールを入れて自損自弁を提案。

 

自損自弁とは文字の通り自分の損害を自分で弁済し,お互いに過失請求をせずに持ち別れる損保業界の専門用語であります。

 

しかし相手の被害主張が相当強いとのこと。

 

事故対応に欠かせないツールが判例タイムズです。

 

過去の裁判の判例を基準に折衝するわけですが,ここには7:3を基本とする責任割合が記されている。

 

相手の部品代も職業柄概ね調べれば分かるのですが,当方のあおり部の脱着と塗装費用を請求するとそれなりの見積もりが出るのも職業柄分かります。

 

 

このようなやり取りは合理的かつ冷静に対応することが一番の早期解決に繋がります。

 

結果的に一営業日のみの時間で自損自弁が成立した。

 

自動車保険には弁護士特約という商品があり,モメにモメた場合は専門家が介入することでこれらを合理的に解決することが出来ますが,1番の解決法はやはり早期に示談することであります。

 

免責証書を取り付けたら全てが終わります。

 

交通事故は専門知識を有した代理店に解決してもらう事が何よりもの解決法だと私は個人的に思います。

 

自分の事故が早期に解決できて良かったです。