未分類
【社長ブログ】中古車の輸出とは
我々自動車業界では下取やレンタカーの価格の裏に隠されているのは「中古車の輸出事情」である。
例えば,買取店に査定を聞いてみると「思ったより異常に高かった」などの経験はありませんか?
下取価格によって新車の購買意欲を変えている背景もあるため,日本の新車マーケットを支えていると言っても過言ではないだろう。
上記は財務省貿易統計による中古車輸出台数の推移であります。
中古車輸出は国内外の政治,経済,社会的な要因に左右されてしまい,グラフにもある通り,リーマンショックとロシア関税引き上げで台数は激減していますが,経済回復につれて輸出台数が増えていることが分かります。
トヨタ車両に多い背景ですが,多くのパキスタンに輸出されている乗用4WD車は製造から5年以内という輸出ルールがあり,5年ギリギリの車両は税金が安くて人気が高く,とんでもないリセールバリューを産み出すことがあります。
また,日本の車は高性能,丈夫・割安だけではなく,車検制度があり整備が行き届いており長持ちすることから世界的に人気で多く輸出されている背景もあります。
当社のレンタカー運用事情の背景にはこういった世界的な政治的要素も多く含まれており,国内外でのリセールによって運営されています。
★稲盛和夫一日一言★
「謙虚であれ」
謙虚,つまり謙(へりくだ)るといえば,何かみっともないような感じを抱かれる人もあるかもしれませんが,それは誤りです。人は、自分に誇るものが何もないからこそ威張り,ふんぞり返って自己顕示欲を満たそうとするものなのです。そし控えめに,謙虚に振舞うことによって他人からバカにされたなら,それはバカにする人間が間違っているのです。